その他の世界の4×4



プジョーP4(フランス)

 切手にはプジョーP4とあるが、メルセデスベンツの通称「G」のOEM生産車で、 主にフランス陸軍への納入を目的とする。エンジンはプジョー製である。なお、本家のGシリーズの切手は手に入れていないが、Gシリーズは世界で初めて商用車に前後のアクスルにマニュアルデフロックを搭載した。NATO軍の制式車両でもある。


ARO240(ルーマニア)

 ルーマニアの国営企業のオートダキア製のARO240シリーズである。1970年代の初めに開発された4×4で、フロントサスペンションはコイルスプリングを使ったダブルウィッシュボーン式。リアアクスルはフルフローティング式がリーフスプリングで吊られている。三菱のパジェロが発売されるよりも15年も前に同じコンセプトの車が売られていたのである。


エクスプローラ(フォード)

 このホームページで紹介する切手の中で最も新しい4×4であり、切手の中ではオフロードにおける走破性よりもオンロードにおける乗り心地を優先させた4×4である。
 映画「ジュラシックパーク」の中でテラノザウルスに踏み潰された車と言った方がわかる人が多いのではないだろうか。なお原作ではトヨタのランドクルーザーとなっている。ランクルが潰されたら、米国では拍手喝采だったろうが国際問題になることを恐れたのだろう。


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