江戸府内の街道
本図は江戸時代(1800年頃)、江戸の人々がどのような経路で、五街道へ向かったかを示すものです。日本橋が五街道の起点となっていますが、江戸の庶民が皆、日本橋を出発したわけではありません。もちろん江戸城内には入れないため外堀に添って歩いていたことが分かります。 伊能大図は1分1町(1/36000)で画かれていて、紙の収縮などで歪みがありますが、ほぼ現在の国土地理院の地形図に重なります。 本図はアメリカ大図90号を日本橋を中心に切り出し、五街道の繋がりを目的に加工したものです。 アメリカ大図につきましては 伊能忠敬と伊能図の大事典(InoPedia)を参照してください。 |