富士登山 その2




 写真の通り、すでに穂高より高い。手前の3人にくらべ全然余裕がある。ただ天気の回復は望めない。
 ここまで来たら頂上を目指すしかないが、次の小屋がすぐそこに見るのがなんとも言えない。修行のような登山である。
 左手は宝永火口。右手下方の登山口は雲の中に消えていた。
 このころから雨がぱらついて来た。

 9合目(3400m)に着いたころは完全にガスってしまい引き返す人もいたが、我々親子は早々に山頂を目指す。
 ここからの厳しいこと、雨も本降りになり雨具を着る。風も強くなり、本当に辛い登山になってしましった。
 13時頃、富士宮口頂上到着。
 小屋に着いたら、高くてもいいから何か食べようと到着前に決めていたが、残念ながら既に閉鎖されていた。
 20日までだったらしい。娘から情報不足だと責められたが、富士山を登山対象にしていなかたのでしょうがない。
 雨はみぞれに変わり、風も強く、なるべく風が当たらないところを選び、コンロを出しインスタントスープで我慢。
 予定ではお鉢めぐりをする予定であったが、この天気ではその元気もなし。1時間ほどとどまり下山。

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