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6 金沢横町道標と鎌倉道

 この地は金沢・浦賀往還への出入口にあたり、通称「金沢横町」と呼ばれてました。金沢・浦賀往還には円海山、杉田、富岡などの信仰や観光地が枝道にあるため、道標として四基が建立され下の写真のとおり残っています。
 往時の観光地をGoogleMapsの拡大地図で見ることができます。
道標の名
 四基の道標はそれぞれ次の通りです(右から番号を付す)。
 円海山之道〔天明三年(1783)建立〕
   左面に「かなさわかまくらへ通り抜け」と刻されています。
 建立者は保土ヶ谷宿 大須賀吉左衛門です。円海山(えんかいざん)護念寺は「峯のお灸」で有名でした。
 かなさわ、かまくら道〔天和二年(1682)建立〕
   左面に「ぐめうし道」と刻されています。
 杉田道〔文化十一年(1814)建立〕
   正面に「程土ヶ谷の枝道曲がれ梅の花 其爪」と刻されています。
 句碑を兼ねた道標は珍しく、また作者の其爪(きそう)は江戸の河東節の家元です。
富岡芋大明神社の道〔弘化二年(1845)建立〕
    建立者は柳島村(現茅ヶ崎市)の藤間氏。芋明神は富岡の長昌寺で、ほうそうの守り神として信仰を集めていました。
案内版から転載
古鎌倉道
 現国道一号、旧東海道、古東海道、さらに古い鎌倉道と幹線道は歴史とともに変化してきました。明治15年測量の地図もとに述べます。
 ・・・以下の制作中
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